【GAMEクリア後レビュー】隻狼 SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE
メーカー:フロム・ソフトウェア
ジャンル:アクション
発売日:2019年03月22日
機種:PS4/XboxOne/PC
【GAMEレビュー】隻狼 SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE (PC版)
■クリア後レビュー
デモンズソウル(PS3)、ブラッドボーンはクリア済みで
ダークソウルのシリーズは未プレイ
普段は主にRPGばかりをプレイしている人間の感想です。
「オープンワールドに近い広いマップで
忍者らしい軽快なアクションで自由度のある死にゲー」
これがクリア後に感じた率直な感想だった
多くは語られないが明確なストーリーがあり
目的を持って行動する中で探索要素や隠しボスなどもあり
美しいグラフィックも相まって
普段アクションゲームをやらない自分には
ボリューム満点で十分にやり切った感を味わえた
エンディング分岐が4種類あり
一見すると不死を断つと言う目的のシンプルな物語だが
深い考察をしているYou Tuberもいるが
深読みするとSF的なループと創造を繰り返す世界や
分岐する世界線と連鎖する人々が複雑に絡み合う物語は
アイテムの説明文やオブジェなどに思わせぶりなヒントはあるが
普通にプレイすしているだけでは到底辿りけないだろう
そんな周到に練り込まれた世界設定もフロムゲーの魅力と言えるだろう
■BAD
勝てないボスが出てきても難易度調整などイージーモードは無い
マップが表示されない、方角表示すら無い
壁際のカメラワークは絶望的
強化手段があるが効果が余り感じられない
■GOOD
基本は刀だがワイヤーを使った移動や手裏剣
忍殺(ステルスキル)など忍者ならではのアクション
ボスが多彩で戦闘も楽しくボス戦がメインと言っても良い
オープンワールドに近い探索要素のあるマップ
明確にストーリーがある
■総評
マップの広さや複雑さは面白さに繋がっていたが
同時に道に迷って右往左往している時間がかなり多かった
スキル習得や素材を集めて忍具の改造など
強化手段はあるものの強化しても余り有利にはならず
詰みポイントになりそうなボスもいるが
一見、勝ち目のない敵もYou Tubeの動画を参考に
それぞれの攻撃パターンに対応した対処法を覚えて
挑戦し続けることで徐々に勝機が見えてくる感覚は
高難易度アクションならではの楽しさではないかと思う
軽い気持ちで始めたがクリアまで43時間
作り込まれたグラフィックや難しいながらも調整され尽くしたバランスで
いつのまにか刀を振ることに熱中していた
思い出に残る印象深い特別な作品となることは間違いないが
同時に、気軽に人に勧められない作品でもある・・・
しかし、一度その難しさにハマってしまうと
止め時を見失うほど楽しめるゲームである事は間違いない
「過去 梟」はホントに強かった・・・