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【真・女神転生5】なんとか年内にクリアできたので簡易レビュー!

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発売日からプレイ始めたが、なかなか集中してできていなかったメガテン5、
合間でのんびりサブクエもほぼ全てやりながら最後までいったので
クリア時の総プレイ時間は65時間にまでなっていた

思っていた以上に時間を費やしていたが
途中でまったくダレることもなく最後まで楽しくプレイできた分
仲魔の育成も捗ってラスボスは回復が必要ないくらいまで育ってしまって
あっけなくラスボスを倒せてしまったので
余り「終わった感」が無く、そのまま2週目に入ってしまった・・・

今回のメガテンは特にレベル補正が効きすぎていて
レベル差があるとほとんど経験値が貰えなくなるので
初見殺しな強さのボスに、スキル構成や属性対策を考えて
コマンド1つミスしただけで全滅する程のスリルのある
緊張感のあるバトルを演出するためのレベルキャップのような
役割になっているのは意図してのバランス調整だと思える

悪いとことしては、
DLCでしか仲間にできない悪魔やスキルがあるのは賛否ありそう
・元々3DダンジョンRPGだったとはいえマップがとにかく複雑で迷う
・所持上限が少なすぎるアイテムがありMP回復アイテムが貴重すぎる
・フレームレートが低く解像度もTVモードだと全体的に低く感じる
・ストーリーが薄味で登場キャラクターも存在感が薄い
・レベルが99までしか上げられない
など色々あるが大きくゲーム性を崩しているような事はなく
有料DLC無しでも十分楽しめることは言うまでもない

サブクエをこなしていく事で強いスキルを持った悪魔が作れるようになるので
ついつい本筋をほったらかしてサブクエに時間を使ってしまうし
マップも繋がりが解ってしまえばスムーズに移動できるようになってくる
アイテムも強い悪魔が揃ってくると余り使用しなくなってしまう

ストーリーに関してはどうしてもペルソナのドラマチックなストーリー展開や
丁寧な登場キャラクターの掘り下げなどの
きめ細やかなストーリーテリングと比べられて
唐突で薄味なストーリーと空気な存在の登場キャラクー達が
昨今のゲームとしては淡白すぎると感じる人は多いと思うが
過去作も含めてメガテンの神髄は
パーティー構成やビルドを繰り返して強敵に挑むというサイクルこそが
プレイヤー1人1人の独自の物語となっていて
更にゲーム中で問われる選択肢によって
どの思想に傾倒するエンディングへたどり着くのかという
多様なプレイ自体がこの作品の真のストーリーなのではないかと思う

そのゲーム性や世界観の悪魔的な魅力に取り付かれたプレイヤーにとっては
時間が溶けていく神ゲーとなるのは間違いない
そして、ラスボスを遥かに超える強さのボスを倒して
条件を満たすことで辿り着ける真エンディングを目指して
今日も魔界探索へ赴いていく